行ってきました。アニメ『昭和元禄落語心中』のイベント、声優落語天狗連第七回!
以前、第三回に行った時の記事は書いたのですが、そのあと、第四回も観に行っています。
それから、第五回・第六回は仕事の都合で行けず……。今回、久しぶりの第七回!

第四回はギリギリアニメ最終回前……後? だったので、アニメ色が残っていました。
が、アニメが終わってからのこのイベントは初めてで、いったいどうなるのかなぁと少し不安を抱きつつ。
(とはいえ、1月6日からアニメ二期が始まるというのが決まっていましたし、その話は必ずあるだろうなと思っていましたが)


今回は、ざっと見た感じ、男性のお客様の比率が高かったように思います。
にも関わらず、むしろ普段よりも多めにぶち込まれる腐向けネタの数々……。
(「(吉田尚記さんとサンキュータツオさんの)薄い本を描いてくれて良いんですよ」「中村明美子さん的なね」「どこの同級生ですか」「(志ら乃さんと男性声優に向かって)いつチューしたんですか?」などなど……)
腐女子的には笑えるものだったのですが、心の隅でハラハラしていました。


新人声優落語チャレンジのコーナーは、「赤羽根健治」さん。
「たぬき」という、落語の中では初心者向きの物だそうです。
練習中の映像では、憔悴しきった表情を見せたり、ぼろくそに言われたりしていましたが……(笑)
さすが声優さんと言うべきか、ひとつの演目を見ているような気持ちになりました。とは言え、落語としてそれは良いのか悪いのかは分かりませんが……。
「聴かせる」ことと「演ずる」ことはまた違うのでしょうね、きっと。落語は前者であれということなのだと思います。


そして、次の、アニメ中に出てくる落語の口演は、最近襲名されたという「橘家文蔵」さんでした。
演目は「芝濱」。年末に打ってつけの人情噺ということで、”笑い”のポイントを入れるのが難しそうでした。
また、最後に文蔵師匠が話していた「話す側も当時のことを知るわけではないし」という言葉で、落語の凄さを改めて感じました。
文蔵師匠の芝濱を聞いている最中も、どういうわけか、自然とその光景が頭に浮かぶんです。それが合っているとか間違っているとか、そういうことでなく、映像が見えるんですよね……。その前提があってこそ、「笑い」が生まれるのでしょうね。


さて、今回は今までで一番近く、前から4列目の席だったので、ものすごーっく近くで見ることができました!
次回は来月、それまでに銀座の三越で昭和元禄落語心中の展示会があるそうなので、楽しみです。